急性腰痛【ぎっくり腰】

【ぎっくり腰】は突然腰が痛くなった状態の通称で、正式には【急性腰痛】と言います。欧米では『魔女の一撃』なんて呼ばれているそうです。突然腰が痛くなった状態のことを言いますので人によって原因は様々なんです。「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎分離症」「仙腸関節痛」「筋筋膜性腰痛」「圧迫骨折」なども突然発症すれば【ぎっくり腰】と呼ばれます。原因は椎間板なのか筋肉なのか骨折なのか関節なのかそれ以外なのか調べてみなければ分かりません。
 

よく耳にする原因は、『重たいものを持ち上げた時』や『朝顔を洗おうと前かがみになった時』『くしゃみや咳をした時』『朝起き上がろうとした時』などです。どれも突然体に力を入れる瞬間ですね。
ただし【ぎっくり腰】は突然発症しますが、普段の悪い姿勢や身体のアンバランスなどによって気付かないうちに【ぎっくり腰】へ近づいていってます。自分の身体の歪みや姿勢が気になる人は放っておかないで予防にもなるので全身のバランスを整えてもらいましょう。

【ぎっくり腰】には様々な原因があるので軽いものでしたら安静にしていれば改善するものもあります。さらに最近では安静にしているより動ける範囲で動いている方が改善するという報告も聞いています。
もし腰の痛みが軽い痛みで動いているうちに徐々に良くなっている実感があるのなら普段通り生活して自然に改善するのを待つのもいいと思います。でも痛みが強かったり症状改善がみられなかったり歩行や動きに制限がある場合や下半身にしびれが出ている場合などはすぐに専門家の施術を受けることをおすすめ致します。時間の経過とともに悪化していくこともあります。

【ぎっくり腰】で『安静時でも痛い』『患部がズキズキ痛む』『患部に熱感がある』時はお風呂で温めないでアイスパックなどで患部を15分ほど冷やしてください。冷シップを貼って寝るのも良いと思います。安静時痛も熱感もなく『お風呂で温めると気持ちよかった』と感じるのであればゆっくりとお風呂に入るのもいいと思います。
『患部に熱感があるけど汗かいて気持ち悪いのでお風呂に入りたい』のであればなるべく温めない様に素早くシャワーを浴びて汗を流し終わったらアイシングを15分しましょう。

【ぎっくり腰】は可能性としては低いですが、『圧迫骨折』や『腰椎分離すべり症』など腰の骨が折れてしまっている場合もあります。もし骨折の可能性が少しでもあるなら骨が折れているかどうかはレントゲンを撮れば分かります。レントゲンは病院やクリニックでしか撮れないので骨折の可能性がある場合や心配な方は先に整形外科の受診をおすすめ致します。

そして骨折が無いことが分かれば早く症状を改善してくれる治療院（整体院・整骨院・整形外科・鍼灸院など）に行かれることをおすすめ致します。

ただし「1週間通院してもあまり症状が改善しない」って方いらっしゃいますが、そういう場合は他の治療院を探しましょう。

当院のHK整体【Symptoms】がおすすめです。